メメントモリモリ

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フィードバックの重要性

早いもので三が日が終わろうとしている。

会社は今週末まで休みの為、まだ休みは続くが、そろそろ社会復帰に向けてリハビリを開始しよう。その為にも、今年の目標にも掲げている通り、まずは”早起き”から着手しようと思う。

 

併せて読書を今日から読書も再開した。

本の情報をどこまで乗せてよいのかわらないので、タイトル等は割愛するが、今流行りの働き方改革に関する本だ。

まだ読んでいる途中ではあるが、この本に”アドバイス”ではなく”フィードバック”せよとの記載があり、一つ前に読んでいた本にも同様の内容があった為、改めてフィードバックすることの重要性を感じた為、ここで取り上げている。

 

アドバイスとフィードバックの違いは簡単には以下の通り

■アドバイス

→主観的な価値判断の入った指示。

■フィードバック

→客観的な事実をただ伝える。主観は入らない。

 

"フィードバック"が"アドバイス”より優れているのは本人に考え、自発的に行動させる点だ。

"アドバイス"では自身の考えを一方的に相手に伝えて終わりであり、考える余地が入りにくく、次に繋がりにくい。しかも人間は指示される事にストレスも感じる為、心理的にも負担がかかる。

一方"フィードバック"は客観的事実を相手に伝え、行動を省みる余地を与え自発的に行動の変化を期待する。時間はかかるが、心理的な負荷も少なく主体的に動く姿勢が身につく事を期待できる。

 

しかしながら、自身含め職場の状況を思い返すと"フィードバック"が溢れている。

しかも、質が悪くよかれと思って"アドバイス"を行っている。確かに"アドバイス"により手っ取り早く相手の行動が矯正できるかもしれないが、実は行動を変える目的が伝わっていなかったりと効果的とは思えない。その結果、「あいつは物覚えが悪い。」とまで言われているのは見ていられない。

上司、先輩という存在は部下、後輩を指導しなければと張り切ってアドバイスをする為、自身の主観が入りがちだ。自分だって思い返すとアドバイスをしている場面はいくつも思い出せる。

感情的に相手の行動を矯正せなばと張り切る前に、冷静に客観的事実を相手に伝え、自身は待つ事を忘れない姿勢を忘れないでいようと思う。